医療現場のサポーター|看護助手の資格とは

医療現場では、看護師のサポート業務を行う看護助手に期待が寄せられています。しばしば看護師と混同されたり、雑用係と言われたりする看護助手ですが、何より求人が多く、病院などの医療現場では欠かすことのできない大切な仕事の一つです。

この記事では看護助手の概要、資格の種類、取得方法等について説明していきます。

看護助手とは

看護助手とは看護師の医療行為以外の業務の軽減のために設けられた仕事で、病院や介護施設等で看護師のサポートを行います。

看護補助者やナースエイド、メッセンジャーとも呼ばれることがあり、主に患者さんの身の回りの世話介助備品管理医療器具の消毒等、幅広い仕事を担当します。患者さんと接する機会が多いので、大変なこともありますが、感謝されることも多く、やりがいのある仕事と言えます。

注射等の医療行為以外の仕事は基本的に何でも担当するため、小さなクリニックでは受付等の事務作業を任されることもあり、病院ごとに仕事内容が大きく異なります。求人に応募する際は業務内容をしっかりチェックしましょう。

基本的に看護助手は人手不足で求人が非常に多いため、経験や年齢に関わらず採用されやすいです。人手不足の要因の一つには、他の医療関係職種よりも賃金が低いことがあげられますが、人材確保のため近年は改善しつつあります。

資格の種類は?

看護助手として働くのに資格は必要ありませんが、資格を持っていると採用に有利に働くことがあります。ここでは、代表的な2つの民間資格を紹介します。

これらの資格の他にも、介護福祉士やホームヘルパー等の介護関連の資格と組み合わせて活躍される方も多いようです。

メディカルケアワーカー®︎

日本初の看護助手の資格。1級と2級があり、2級は指定講座の受講もしくは実務経験1年が受験資格として必要です。また、1級の受験には2級の合格が必要です。

試験は年4回実施されていて、全て在宅受験です。問題形式は選択式と記述式があります。

受験料は2級が7,700円、1級が8,700円です。

看護助手認定実務者

看護助手が即戦力として活躍するための実践的な知識や技能を判断する資格。

試験は年3回実施されていて、全て在宅受験です。問題形式はマークシート方式です。

受験料は5,000円です。

学習方法

看護助手の資格は在宅で独学でも取得可能です。しかし、あまりメジャーな資格ではないため、市販のテキストや参考書は少なく、教材が充分ではありません。

とはいえ、看護助手認定実務者試験の場合は、公式テキストが専用のサイトから購入できるので、独学でもしっかり勉強できます。

受験を検討している方はこちらを参考にしてもいいかもしれません。

通信教育だと、ユーキャンたのまなLEC東京リーガルマインドTERADA医療福祉カレッジ等が講座を開設しています。費用は講座によって幅はありますが、概ね4万円前後に設定されていることが多いです。人によって差はあるものの、大体3ヶ月ほどで取得できるようです。講座によっては、受講完了後に申請だけで資格を取得できるものもあります。

独学に比べて料金は高くなってしまいますが、自分だけでは少し自信がない!という方は通信教育がおすすめといえるでしょう。

試験内容

内容については各サイトに詳細が記載されていますが、看護助手の業務やマナー、基本的な医学や薬学の知識等が問われます。病院で働くための基礎知識といった印象です。

合格率・難易度

サイトによると、メディカルワーカーの合格率は1級2級ともに約60〜65%前後、看護助手認定実務者の合格率は60~80%で、難易度としては易しめといえるでしょう。

気になる合格ラインは、メディカルワーカーはその回の偏差値55以上または8割、看護助手認定実務者は6割に設定されていて、やや高めです。とはいえ、どちらも在宅受験の試験で、自宅で落ち着いて解くことができるため、高い得点率が期待できると思います。

ネットの口コミ

yukie kadoさんは看護助手実務能力認定試験(看護助手認定実務者試験の2020年度以前の試験名)に合格した喜びを綴っています。

まとめ

看護助手の仕事は幅広く、多岐に渡ります。仕事はややハードですが、人手不足のため、無資格・未経験でも採用されやすく、医療関係職に転職したい方にはチャレンジしやすい職種といえるでしょう。

資格がなくても看護助手として働くことはできますが、代表的な2つの民間資格はさほど難易度が高くありません。看護という仕事に対するイメージや、現場で役立つ知識を得るためにも、看護助手として就職を考えている方や医療・福祉の仕事に興味がある方は、資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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